こんにちは。
筆記試験へ持っていくものについてまとめてみました。技術士に限らず他の資格試験などで僕が持っていっているもの、気をつけていることなどを一緒にまとめています。参考にしてください。
日本技術士会の受験申込案内では次のものが「携行品」として案内されていました。
- 受験票
- 筆記用具
2.1. 黒鉛筆またはシャープペンシル
2.2. 消しゴム
2.3. 鉛筆削り
2.4. 時計
2.5. 電卓
2.6. 定規 - 写真付き身分証明証
目次
受験票
これは言うまでもないですね(笑)。受験票を忘れると受験できない場合がありますので、絶対に忘れないようにしましょう。
ただし「受験できない「場合」があります」と記載されていますので、もしかすると受験できるかもしれません。
当日に仮受験票の発行などの救済策があるかもしれません。もし忘れてしまった場合には速やかに会場のスタッフさんに聞いてみましょう。
ただし「受験できない(場合がある)」と明記されていますので、絶対に忘れないように試験前日の準備、試験当日の携行品確認では二重、三重の確認を行いましょう。
筆記用具
筆記用具ですね。択一式ではマークシートが、第二次試験の記述式では論文を書くことになりますので「使い慣れたシャープペンシル(または鉛筆)」を用意しましょう。若しくは受験日の数日前に新しいシャープペンシルを購入し、手になじませておきましょう。
鉛筆とシャープペンシル、どちらでも良いと思います。僕は資格試験の受験では、個人的にはシャープペンシルがオススメです。
理由としては
- 芯が折れても削る必要が無い
- 太さを(ある程度)一定で書くことができる
- ドクターグリップなどのグリップ部分が工夫されている商品が多い
ことが挙げられます。
二次試験の記述式では読み手のことを考慮して「太さを一定で書く」ということは重要だと考えています。
またグリップ部分が柔らかかったり手への負担の軽いシャープペンシルですと、長丁場である技術士の試験では有利です。
また予備のシャープペンシル、シャープペンの芯も忘れずに持っていきましょう。
僕は他の資格試験などでもシャープペンシルを三本、それぞれのシャープペンシルに芯を3本ずつ装填して試験に望むようにしています。
消しゴムについてですが、僕は小さめの新品の消しゴムを3つ持っていくようにしています。
択一式のマークシートではさほど気になりませんが、記述式の試験では長い文章を消す必要があります。その際に古い消しゴムを使うと黒く汚れてしまったり、ゴムが固くなってしまっていて紙を破ってしまうリスクがあるためです。
また何より新しい消しゴムのカドで消すと気持ちが良いです(笑)。
長くて大変な試験ですので、少しでも気分の晴れる新しい消しゴムを使うことをオススメします。
時計
時計は腕時計を使っています。秒針がリセットできるものがオススメです。
なぜならば当日の試験時間を性格に測ることができるからです。
当日の試験では試験監督の「よーい、はじめ」といった号令に従って時間が計測されます。
この時の「よーい、はじめ」というのは代表試験監督の時計(若しくは会場設置の時計)を基準にしているはずです。
そうするとどうしても数十秒ほどですが秒数がずれてしまいます。その調整が行うために秒針のリセットができるものをオススメしています。
電卓
技術士試験では電卓の使用が可能です。ただし対数計算やべき乗の計算ができてしまう関数電卓はNGです。
一般的な四則演算が可能な電卓を使いましょう。
電卓を選ぶ際の注意点としては
- ソーラー電池と一般電池併用である
- 画面表示部、ボタンが比較的大きい
ことがあります。
ソーラー電池と普通の電池(ボタン電池)の併用タイプのものは電池切れ、光量不足の両方に対応できます。当日電池が無い、なんてことの無いようにリスクの回避です。
また画面表示部やボタンはそれなりに大きいものがオススメです。小さいとミスを生む可能性があります。
また細かい注意点ですが、国産の電卓は「シャープ系」と「カシオ系」で仕様が異なっています。簿記試験などでは超重要ですね。
意識している方はそれほど多くないと思いますが、今まで使ったことのある電卓がどちらなのか、どちらのほうが自分に取って使いやすいかということを注意して選ぶと良いでしょう。
他にもnキーロールオーバーのスペックなど電卓選びで気にするところは色々あるのですが、技術士試験ではもともと電卓を使う機会が多くはないので気にしすぎることは無いでしょう。
写真付き身分証明証
当日は写真付き身分証明証の提示を求められる場合があるそうです。恐らく替え玉受験などの不正を防ぐためだと思われます。
多くの方は免許証があれば良いと思います。また写真付きであればマイナンバーカードでも良いでしょう。健康保険証は写真が無いのでダメです。
また写真付きであれば社員証でも良いそうです。
昼食
試験はお昼をまたいで行われます。試験会場付近で昼食を確保できる保証はないので昼食も準備していきましょう。
注意点があります。一つの試験会場では1000人規模の受験者がいます。となると試験会場の最寄りのコンビニでは弁当、おにぎり、パンなどが売り切れてしまう場合があります。
そういった場合に備えて前日から買い込んでおく、遠くのコンビニで買って持っていくようにしましょう。
カロリーメイトなどの日持ちする食料も重宝します。
水分はペットボトル二本ほどを多めに持参しましょう。冷やしたペットボトルでは結露で持ち物を濡らす恐れがあるので注意しましょう。
また昼食ではありませんが僕はカフェイン系のエナジードリンクも持っていっています。
前回他の試験では後輩から応援を兼ねてカフェインタブレットをもらいました。正直実感はありませんでしたが、理屈としては効果的だと思います。
カフェインの覚醒効果が出始めるのは30分ほどと言われています。受験の中頃にピークを迎えるよう直前に摂取するようにしています。
ちょっと高いエナジードリンクはプラシーボ効果かもしれませんが、試験に集中することができると感じています。
僕は勉強中にもカフェインを摂取するようにしています。
基本的にはコーヒーを飲みますが、たまにエナジードリンクを飲むと効果があるように感じてしまいますね。
ただしカフェインには利尿作用や依存症状、離脱症状もあるので当日は飲み過ぎには注意しましょう。
まとめ
以上が当日の持参物についてでした。
受験票に必ず書いてあると思いますのでそちらをよく読んで、忘れ物の無いようにしましょう。