01. 第一次試験とは

技術士 第一次試験とはどういった試験なのでしょうか?
技術士になりたい、と思って調べたところ、まずは第一次試験に合格し、その後で第二次試験に合格する必要がある、ということでした。
(ただしJABEEを修了などで第一次試験合格とは別の受験資格で第二次試験を受けることができます)
まずはその第一次試験について調べてみました。

目次

第一次試験とはどんな試験?

日本技術士会では技術士 第一次試験とは技術士になるための第1段階の試験として紹介されています。

第一次、第二次という言葉が示すとおり、基本的に技術士になるためにはこの第一次試験を突破し、その後に第二次試験を合格する必要があります。
第一次試験を合格すると技術士補(略して士補呼ばれることもあります)を名乗ることができます。
技術士補は、技術士となるのに必要な技能を修習するために技術士を補助する者ということだそうです。
つまりまずは技術士補になり、技術士になるために技能、経験を積んでいく、ということですね。
この技術士補となる知識があるかどうかについて問われるのが第一次試験です。

第一次試験は科学技術系の知識が問われる試験で、すべて択一式(マークシート方式)で行われます。
受験する専門科目と数学系、自然科学系、工学系などの基礎科目、また技術士としての倫理などを問われる適性科目に分かれています。
この3つ全てに合格すると第一次試験合格となり、技術士補として登録することができます。

第一次試験を受験するまでの流れ

第一次試験を受験するためには受験申し込みを行って受験します。
申込みの際には第二次試験に必要な業務経歴や、業務経歴の証明などは不要です。

受験料は11、000円と資格試験としては少し高いと思います。
ただしこれは技術部門が別れているために問題を作る数が多い事、また部門によっては受験者数が少ないことが原因として考えられます。

2017年度(平成29年度)の受験日程は下記のとおりです。

6月下旬から7月上旬に申し込みがあり、10月第一日曜日が試験となっています。
他の試験に比べて受験申し込み期間が短いので申込みには注意が必要です。

合格発表はいつごろ?

合格発表は12月に予定されています。
成績も通知されますので自分が何点取れたかがわかります。ありがたいですね

また合格した場合には技術士補としての登録用紙も送られてきます。
技術士補として登録する場合には登録することとなります。

まとめ

以上が技術士第一次試験の概要となります。
多くの人は技術士になるためにまずは第一次試験を合格することになります。
それほど難しい試験ではありませんのでしっかり勉強して確実に得点を取れるようになりましょう。

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