3. 第二次試験 の受験資格について

第二次試験の受験資格についてのページです。
技術士 第二次試験では受験資格が設定されています。第一次試験では誰でも受けられるので、この受験資格が第二次試験での一つの関門となっています。
いろいろなパターンがあるのですが、少し複雑でわかりにくいです。そのパターンについて調べてみました。

第二次試験受験で必ず必要となる受験資格

第二次試験では総合技術監理部門とそれ以外の技術部門で受験資格が異なりますが、共通して必要な受験資格が設定されています。
公式サイトでは以下のようにアナウンスされています。

技術士補となる資格(技術士第一次試験の合格者あるいはそれと同等と認められる者)を有し、受験申込みを行なう時点で、次のいずれかに該当することが必要です。
※技術士第一次試験の合格者あるいはそれと同等と認められる者については下記関連ページ〔第一次試験合格者と同等と認められる者〕をご参照下さい。
◆ 技術士第二次試験の受験に際しては、技術士補となる資格を有する技術部門に限らず、他の技術部門も受験することができます。
◆ 旧制度で、第一次試験の合格を経ずに第二次試験に合格している者が、第二次試験を受験しようとする場合、第一次試験を合格することが必要となります。

大まかにまとめると「技術士補になれる人」が受験資格となっています。
一般的に「技術士補になれる人」というのは技術士第一次試験合格者となります。
ここで「技術士補になれる人」とは第一次試験合格者であって、技術士補の登録についてはどちらでも構いません。ですので第一次試験に合格して技術士補の登録を行っていなくとも受験資格はあります。
ただし次のもう一つの受験資格の一つに「技術士補となってから〜」という要件があるので注意が必要です。
また技術部門については、第一次試験の合格と第二次試験の部門は違っていても大丈夫です。
第一次試験で「機械部門」と合格した受験者が、第二次試験を「建設部門」で受験することができます。

「技術士第一次試験の合格と同等」も受験資格として認められます。こちらはJABEEでの修了を想定されていると思われます。

参考: JABEE認定制度と技術士制度の関係
また多くは無いと思いますが、旧制度で第二次試験を合格している人は第一次試験の合格が必要となります。

科学技術に関する実務経験

「科学技術に関する実務経験」とは「科学技術(人文科学のみに係るものを除く。)に関する専門的応用能力を必要と する事項についての計画、研究、設計、分析、試験、評価(補助的業務を除く。) 又はこれらに関する指導の業務」と定義されています。
この「科学技術に関する実務経験」について具体的な説明はありませんが公式サイトのQ&Aに「単純作業業務やマニュアルに従った業務は含まれません」と記載されています。さらに「業務経歴の内容は、受験する技術部門や選択科目の内容に限られるといった要件はありません。」とありますので、機械部門に関する業務に3年間ついていて、その後に建設部門に関する業務に4年間ついていた場合、合計で7年間の「科学技術に関する実務経験」と認められるようです。

参考: 第二次試験のよくあるご質問

大学院での研究については2年を上限として実務経験として算入することができるようです。

総合技術監理部門以外の技術部門で必要な実務経験

建設部門、航空部門などの総監部門以外の技術部門を受験する場合の受験資格についてです。
技術士補となる資格に加えて下記の実務経験が必要となります。
公式サイトでは以下のようにアナウンスされています。

(1)技術士補に登録し、技術士補として通算4年を超える期間技術士を補助したことのある者。
(2)技術士補となる資格を有した日から、科学技術に関する専門的応用能力を必要とする事項についての計画、研究、設計、分析、評価又はこれらに関する指導の業務を行う者の監督のもとに当該業務に従事した期間が通算4年を超える者。
(3)科学技術に関する専門的応用能力を必要とする事項についての計画、研究、設計、分析、試験、評価又はこれらに関する指導の業務に従事した期間が通算7年を超える者。(技術士補となる資格を有した日以前の従事期間も算入することができます。)
※ 上記(1)から(3)について、大学院の期間を有する者は、2年を限度として、その期間を短縮することができる。(技術士補となる資格を有した日以前の期間であっても、大学院における研究経歴の期間を、2年を限度として、業務経歴の期間を減じることができます。)
https://www.engineer.or.jp/c_topics/004/004913.html

ということで、わかりやすくざっくりまとめると

  1. 技術士補になって技術士の補助を4年
  2. 第一次試験合格(or JABEE修了)から実務4年
  3. 合格する前を含めて実務7年

ということになります。
ただし細かい点については日本技術士会や技術士法の解釈となりますのでご注意ください。

総合技術監理部門で必要な実務経験

総合技術監理部門ではそれ以外の部門での経験に加えて3年が必要となります。

●上記(1)から(3)に示した期間に更に3年 が必要です。
●ただし、既に技術士第二次試験に合格している者は、業務経験が第一次試験合格前の従事期間を含めて7年を超える期間があれば受験できます。
https://www.engineer.or.jp/c_topics/004/004913.html

つまりわかりやすくざっくりまとめると

  1. 技術士補になって技術士の補助を7年
  2. 第一次試験合格(or JABEE修了)から実務7年
  3. 合格する前を含めて実務10年

ということになります。
ただし細かい点については日本技術士会や技術士法の解釈となりますのでご注意ください。

不明な点について

受験資格について分からない点があった場合、日本技術士会に問い合わせを行うと良いでしょう。

技術士試験に関する問い合わせ

私も受験申し込みで分からないことがあったので電話で問い合わせを行ったところ、とても丁寧に対応してもらえました。
もし順申し込みで不明な点、不安な点があった場合には問い合わせをしてみると良いでしょう。

おわりに

以上が技術士 第二次試験の申し込みの際に必要となる受験資格となります。
公式サイトなどの解釈が最優先となりますので間違えないように算出してください。

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