1. 第二次試験とは

このページでは技術士 第二次試験がどんなものなのか、概要を紹介をしたいと思います。

目次

技術士(二次試験)とはどんな資格?

技術士(ぎじゅつし、Professional Engineer)は、技術士法に基づく日本の国家資格です。有資格者は技術士の称号を使用して登録した技術部門の技術業務を行うことができます。
他の士業と同じく、技術士という名前の名称独占の権利が与えられています。
逆に技術士になる資格(登録されていない)人が技術士を名乗ることはできません。
技術士は一次試験、二次試験があります。
一次試験合格後に二次試験を受験することができ、二次試験に合格することで晴れて技術士となることができます。

技術士(第二次試験)を受験するまでの流れ

第二次試験を受験するためには条件があります。

まずはこの条件を満たした上で受験申し込みをすることとなります。
第二次試験を受験するためには第一次試験を合格するか、JABEEという認定コースを修了する必要があります。
申込みは例年4月に行われ、7月の筆記試験、11月の口頭試験にそれぞれ合格した場合、技術士として登録できることとなります。

受験申し込みは公式サイトにて受験申込書がPDFで配布されます。
冊子版の「受験申込み案内セット」もあり、こちらも郵送で取り寄せることができます。

参考: 平成29年度技術士第二次試験 実施案内

満たしている受験条件によって異なりますが、基本的には受験申し込みに「申込書」「業務経歴票」「業務の詳細」の三種類の書類が必要となります。
なお日本技術士会にて配布されているPDFでは「業務経歴票」と「業務の詳細」が一つのページになっています。
その他に技術士第一次試験の合格証書、技術士補の登録証書の写しなどを添えて提出することとなります。

  1. 受験申込書
  2. 業務経歴票
  3. 業務の詳細
  4. 受験条件の証明書
    技術士補の登録証書の写し、第一次試験合格証書の写し、大学院卒業証明など

これらを折り曲がらない封筒に入れて申し込みます。
基本的にはA4版が折り曲がらずに入る角型2号(かくがたにごう) 332×240mm封筒を使います。
角形2号の封筒は100円均ショップなどに売っていますのでそちらを使いましょう。
申込みの際には書留郵便にて申し込みとなります。角形2号は定形外郵便となります。
定形外郵便の120円(50g以下)、簡易書留の310円を合わせて430円ほどとなります。
申し込み最終日までの消印有効ですので、基本的には速達不要です。

注意点として、申込みの書類の枚数、印刷した用紙の厚みによって重さが変わります。
郵便物は重さによって変わりますので郵便局にて書留を申し出る際に料金を確かめましょう。
受験申し込みが完了したことについて日本技術士会から特に連絡はありません。
書留の追跡サービスと受験票の到着を待ちましょう。

合格発表について

二次試験口頭試験の合格発表は例年3月の予定です。
4月に申し込みを行って次の3月に発表ですから申し込みから合格まで、一年を通して試験に関わることとなります。
そういった意味では技術士試験は試験自体が非常に長丁場になります。
合格した人は嬉しいでしょうし、落ちた人はまた次に向けてがんばってください。 

おわりに

以上が技術士 第二次試験についての概要となります。
受験のためにはまず受験条件が必要で、筆記試験、口頭試験を経て合格、登録となります。
受験できるようにしていきたいですね。

スポンサーリンク







シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする