5. 第二次試験 筆記試験について

第二次試験の筆記試験について調べてみました。筆記試験はどういった時間割で行われるのか、択一問題はどんな問題なのか、記述問題って?ということについて調べました。

目次

筆記試験の時間について

第二次試験の筆記試験は機械、建設といった総合技術監理部門以外の技術部門(専門部門)では3つの科目に分かれています。

試験科目 試験内容(配点) 解答時間
I. 必須科目 「技術部門」全般にわたる専門知識。
択一式で20問中15解答。30点満点。
1時間30分
(10:00 〜 11:30)
II. 選択科目 「選択科目」に関する専門知識及び応用能力。
記述式。600字×4枚以内。40点満点。
2時間
(12:30~14:30)
III. 選択科目 「選択科目」に関する課題解決能力。記述式。600字×3枚以内。40点満点 2時間
(15:00~17:00)

択一問題について

専門部門の「I. 必須科目」では択一式となっています。5者択一のマークシート方式となっています。
20問中15問解答し、30点満点となっています。試験時間は1時間半ですので、単純計算で1問あたり6分の解答時間となります。

専門部門とはいえ、技術士は広い知識を問われますので出題された20題の中から答えに自信のある15問を選んで解答することになります。
合格基準は60%ですので、15問中9問を正解すれば合格となります。
それほど高い基準ではないので焦らずしっかり得点しましょう。
過去問や練習問題を解く中では15問中11問ほどを確実に取れるようになれば本番でも安心できます。
また一日の試験では午後から記述試験が控えています。記述試験に備えて択一式では体力を使いすぎないようにしましょう。

記述問題について

専門部門の「II. 選択科目」「III. 選択科目」では記述式の試験が行われます。
「II. 選択科目」では600字で4枚、「III. 選択科目」では600字3枚の記述となります。
2時間ずつの配分となっています。お昼休憩を挟んで非常に体力を使う試験となっていますので勉強してきたことをしっかり発揮して望みましょう。
合格基準は択一と同じく、それぞれ60%となっています。
記述式ですので自身での判定が難しい試験となっています。
記述試験の基本的なポイントは「きれいな字で」「丁寧に」「わかりやすく」となります。
また「技術的知識があること」「技術士の立場として」をしっかり記載することが重要です。

合格基準について

筆記試験ではそれぞれの科目で60%以上の得点で合格となります。
専門部門、総監部門ともに合格基準は60%以上となります。

参考: 平成26年度技術士試験合否決定基準

過去問題へのリンク

日本技術士会から平成16年度からの過去問題が公開されています。ありがたいですね。

参考: 過去問題(第二次試験)

演習としては十分な量ですので、しっかりこなしましょう。

まとめ

以上が第二次試験 筆記試験についての概要となります。試験日の午後から行われる記述式試験は2時間が2つと大変ですので、時間配分をしっかりしましょう。

スポンサーリンク







シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする